敷地の手前と奥にできる1.2mの高低差をきっかけにした、7段のフロアをもつ住宅。一続きの階段で全ての部屋を緩やかにつなぎました。集合住宅で生まれ育った3人の子供達の「階段のある家が欲しい!」という願いと、「年月を経て、近づいたり離れたりしながらも、家族の関係性を保ち続けたい」という両親の思いを、7段のフロアをつなぐ1本の階段で表現しました。