墓を生と死をつなぐ「扉」としてとらえた作品。表を鏡面、裏を粗面とした端部を薄く削り出した3枚の黒御影石。表面に黒く映り込む世界は、この世とあの世の間の境界であるかのような感覚を参拝者にもたらします。